秋田駒ヶ岳~その5~ 秋田駒の雪形(横長根のチャグチャグ馬っこ)

秋田駒の雪形、カンガルー
秋田駒ヶ岳は雫石方面から眺めた景色(雪形)が名前の由来となりました。栗駒山が宮城から眺めた名称なら、秋田駒ヶ岳も岩手から眺めた名称なので秋田側から見えなくても「秋田方面にある駒形」ってことなんですね。

盛岡市太田地区から山越しに眺めた秋田駒ヶ岳

宮城から眺めた栗駒山は例えばコチラ→
栗駒山の里だよりの画像|エキサイトブログ (blog)

 

ところでこの駒形を雫石大村地区奥の畑台牧野最高地点(標高650m、車をゲートのところに停めてから歩いて30分)から眺めたのが次です(2018.5.6撮影)。

畑台牧野から望んだ秋田駒ヶ岳
雫石町にあるのは県境尾根の横長根と横岳、焼森を結んだラインのコッチ側

方向的に駒形が完全に崩れてますが、ホラ、新たな駒形が見えませんか?
まるでイングランドバークシャー州にある3000年前のヒルフィギュア、アフィントンの白馬(リンク先のWikipedia)にそっくりです。そこでこの駒形を「横長根のチャグチャグ馬っこ」と名付けたいと思います。

横長根のチャグチャグ馬っこ 或いは
Le cheval de Crête horizontale (ル・シュヴァル・ド・クリート・オリゾンタール)

ところでこの畑台牧野最高地点から眺める景色はホントに素晴らしい! 横長根のチャグチャグ馬っこから目を南に移すと、和賀山塊最奥部の主峰たちが手に取るように見えます。特に和賀山塊の主峰とも言うべき羽後朝日岳を、車から降りて30分で見えるなんて素晴らし過ぎます。ここまでくれば先日投稿した紫波の最高峰、須賀倉山(940m)まで登山道ありませんが1時間余りで行けます。

和賀山塊の主峰は一番核心部にあるアクセス困難な羽後朝日岳